PASSENGER

NICO Touches the Walls PASSENGER歌詞
1.ロデオ

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

黄金の太陽が 轟音のタイマーが
ギリギリいっぱいでケツ引っぱたいた LIKE A ハリセン
ダッシュで飛び込むんだ 満席の3号車
寝癖の Bomber も 気にしてる場合か さあ行け
ロデオみたいなデイズ 時は金なり、です

恍惚の倍音や 凶暴なハイトーンが
あっちへ行けとか そっちじゃないとか いい迷惑で
結果じゃないんだって 才能じゃないんだって
何が言いたいのか 他人の言葉は 嗚呼 危険
どうせ使い古したフレーズ ぬらりひょん 剥がれそう

だって本当の僕は どこにいる?
わかんないよ 教えてくれ
明日も見えずに 泣きそう 正解は Gone
振り回されちゃ不器用にしがみつくだけだそう

本能か煩悩か 虚構か極光か
本音聞かしてや 胸が痛んでもう大変
黄金の太陽や 恍惚の倍音や
目が回ってんだ こんがらがって毎晩 Cry Again
ロデオみたいなデイズ これこそ 我が一生

だって本当の僕を 誰が知る?
わかんないよ 見つけてくれ
目の前も見えずに 散っちゃいそう 儚くも Dawn
振り回されちゃいたずらに もうしがみつくだけだと

どこにいる? わかんないよ 教えてくれ
明日も見えずに 泣きそう Everything's gone
僕はどこ? どこにいる?
わかんないよ 見つけてくれ
僕は誰? あんた誰?
わかんないの?

神のご加護を


2.妄想隊員A

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

わざと待ち伏せできそうな人混みの街角
スカートを穿いた君が春の知らせを告げ
なぜか会いたくなったことを正直ブチまけて
握るその手 抱き寄せた身体
ドラマ仕立ての仕草はそう、、、

慣れた手口の殺人犯のよう
君は知ってる 愚かなのかわし方を
君は魔性の女だよ

君のためなら死ねると言った
僕はなんだかダメだよ
ドラマなんかに憧れて 愛の果てへ突っ込む妄想隊員A
寂びた恋なら早くそう言って
僕はなんだかダメだよ
奇跡なんか信じちゃいないけど
すれ違う時 電気が走るような
君に会いたい

背伸びしたり わざと転けたり ドタキャンしてみたり
きっと恋なんて計算された運命
僕の仕草に君がそっとマイナスをかけてたな
それは破滅へ続く近道 悪いのは女神様のせいなの

誰が描いた喜劇なんだろう
君が近づくちょっと前に気づいたよ
愛の魔法の副作用だと

君のためなら死ねると言った
僕はなんだかダメだよ
ドラマなんかに憧れて 愛の果てへ突っ込む妄想隊員A
寂びた恋なら早くそう言って
僕はなんだかダメだよ
奇跡なんか信じちゃいないけど
すれ違う時 電気が走るような
君に会いたい

君は魔性の女だよ

君のためなら死ねると言った
僕がやっぱりバカだよ
心なしか闇に寄り添い 愛の果てで気づく妄想隊員A
曖昧模糊とした眼にそっと
口づけてくれ Oh my darling
奇跡はもう信じちゃいないけど
いつの日にか いつの日にか
本物の愛さえ超えるような
君のためにアレをくれるように
さよなら My love


3.Diver

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

あの水平線が遠ざかっていく
青すぎた空には明日すら描けなくて
息もできないくらい澱んだ人の群れ
僕はいつからここに潜り込んだんだ?

悲しみなんて吐きだして 前だけ見てればいいんだっけ
それじゃとてもまともでいられない
すべてを僕が敵にまわしても 光をかすかに感じてるんだ
そこまで行けそうなら

息をしたくて ここは苦しくて
闇を見上げるだけの夜は もがく減圧症のダイバー
生きているんだって 確かめたくて
深い海底を目指してもう一度 呼吸をしよう

頭の中の地図をひっくり返したら
足りないものだらけで 独り怯えた昨夜
僕は強いんだってずっと思ってた
誰よりも強いってずっと思ってた

迷子になった白鳥が 星の夜空に浮かんでいた
慰めのように降り出した雨
だけどどうやら僕らはなれそうもない 星が星なら僕は僕さ
どこまで行けそうかな

重たい錨を背負い込んで ほんの少し祈りを吐きだして
まるで合図のように降り出した雨

息をしたくて ここは苦しくて
闇を見上げるだけの僕じゃ 浮かぶ方法もないダイバー
生きているんだって 確かめたいならそう
深い海底を目指してもう一度だけ
息をしてみて
ただの幸せに気づいたら もう二度と溺れないよ


4.ページ1

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

春が去って 明日あさって雨
流されてゆく記憶の数々は 長い旅で非常にお疲れ
そんなときの頼れるサブメンバー
「痛みのまた奥にある悲しみ」をオブラートで包んで
声に出して届ける

しがらみの中へ でまた会う痛みの中で
もし君に会えるなら
何回でも真っ白な世界へ でまた会う自分を見上げ
大きくなるよ

桜も散って また次へ進める
変えていくものは変えていこう
自分自身をリセットすればいいじゃない 昨日への別れ
脱皮する蛇のように 明日は綺麗なハートで
新しいダイアリーを 1ページ目飾ろう

暗闇の奥へ で見るべく光はどこだ
また君に会いたいよ
無理矢理だけど真っ白な世界へ
いつか会う自分の色で染められるように

大袈裟な僕らは すぐ明日を見失うから
書き足すのさ 自分勝手なエピソードを いくらでも

しがらみの中へ でまた会う痛みの中で
もし君に会えるなら
何回でも真っ白な世界へ でまた会う自分を見上げ
大きくなるよ

暗闇の奥へ で見るべく光はどこだ
また君に会いたいよ
無理矢理だけど真っ白な世界へ
いつか会う自分の色で染められるように
大きくなるよ


5.君だけ

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

影は無くなって 躊躇わなくなった
誰もいなくなって 躊躇わなくなった

絶え間なく散って 躊躇わなくなった
杭を深く打って 躊躇わなくなった

愛する 君だけ 夢の中まで追いかける
陽の匂いに騙されてでも 会いにいく 約束する
約束する

日溜まりに居たって もう暖かくないや
誰もいなくなって 初めてわかった

愛する 君だけ 夢の中でも守りたい
どこかの国で誰か殺されても 会いにいく 約束する
本当かよ 本当かよ 本当は君も守れない
どこかの国で君が殺されても おかしくない
嗚呼 浮浪する

それでも 君だけ 君の事だけ見ていたい
こんな体じゃ 物足りないけど 会いにいく 約束する
愛する 君だけ 本当は君を見ていたい
どれだけ狡くても どれだけ拒もうとも
会いにいく 約束する
約束する


6.SURVIVE

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

毒を持ってるスパイダーが鍵を握ってる
僕は好いてる 埃にまみれたアイドル

パスだ パスしろ いくつも修羅場は越えてる
金を持ったら引き笑い 買収(はなし)は済んでる

嗚呼きっとやり過ごしたらいいんだなあ
自然とハイになっちゃう
夢咲かせた 朝の葉

誰が買うんだ 永遠のSURVIVE
金を持って生き残れ さあDIVE
渚に立ってる 意味もなくコーラを飲んでる
意味もなくコーラを飲んでる

「タバコ持ってる?」生と死の狭間に立ってる
カスになってる 君は溢れるほど持ってる

嗚呼今日もやり過ごしたらいいんだな
このまま灰になっちゃう?
胸を揉んだ 妄想が今晩もオカズ

逝くにゃちょっと早すぎるよ SURVIVE
万年バックじゃ永遠はツラい
波間に立ってる うつ伏せじゃどんなになってる?
うつ伏せじゃどんなになってる?

ちょっと待った! 永遠のSir,BIBLE
別に僕は何も望んでない
誰が買うんだ 永遠のSURVIVE
力づくで生き残れ さあDIVE
渚に立ってる 意味を持ってコーラを飲んでる
僕は今コーラを飲んでる


7.容疑者

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

ああでもない こうでもない
なんでもないようなこと
気になって 気に病んで
君のこと わかんなくなった

どうして 毎度ロンリーで
空回りばっかの 冴えない日々

なんにもない なんにもない
ただの空に何を思うの
下心 恋泥棒
クサイ過去にフタしたいよ

本気で君と触れ合えたなら
明日ごと ずらかりたいじゃんね

僕らは何回も罪犯してる 間違いがお上手なんだよ
正しさを手にしたくて
涙が今日の日を通り越しても 忘れはしないのさ
何一つ変わりゃしなくて

捕まえて またひとり罪人が逃げる

ナイフじゃない 鈍器でもない
思想でもないようなものを
振り上げて 振り下ろして
自分の胸 グサッと入った

本気で君を奪い去れたら この傷は痛いはずないや

君だって罪犯してる 優しさは命取りだよ
わがままが透けちゃいそうで
明日が今日の日を繰り返しても 忘れてしまうのさ
何一つ変わりゃしないって

けど それじゃまたひとりきり
逃げて

本気で君と触れ合えたなら
明日ごとずらかりたい
いっそ捕まってしまいたい

僕らは何回も罪犯してる 間違いがお上手なんだよ
さよならをいくつも刻んで
涙が今日の日を通り越しても 忘れはしないのさ
何一つ変わりゃしなくて

明日が君にとって僕にとって 間違いも正しさなら
何一つ変わらなくたっていい

捕まえて またひとり罪人が逃げる


8.友情讃歌

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

飛び出てたり 凹んでたり この道は続きそう
ガソリンなしじゃ車も動かない 君がいなきゃ僕は生きられない

歌を唄おう 心の友よ
Lalala oh-oh-oh- Goin'on

本題なんて毛頭無い“なんちゃって”な おしゃべりは終わらなさそう
大人になれよと言われても 嗚呼 考えてる暇もない

歌を唄おう 笑顔をくれた君よ
Lalala oh-oh-oh- Goin'on

青春は誰かが言ってた“暗いもの”
青春は白黒つかないモノトーン
だけど青春は悲しみの海を越えて
馬鹿で馬鹿で馬鹿で、、、
嗚呼 最高

当たり前な時間ほど 振り返りゃ大事なもんだなあ
最後は一人と言うけれど 今はみんなで一つになりたい

歌を唄おう 心の友よ
Lalala oh-oh-oh-
唄おう 笑顔くれた君よ
Lalala oh-oh-oh-

Lalala oh-oh-oh-…

唄おう 心の友よ
Lalala oh-oh-oh-
唄おう 笑顔くれた君よ
Lalala oh-oh-oh- Goin'on


9.マトリョーシカ

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Shingo Sakakura

生き抜くために着込んだ
君だけが見える鎧は
見栄と外聞に怯えた
愚かの果ての現実

身体軋むほど抱きしめてよ

いっそ壊してくれよ
殻の俺の中にはまた
何の傷みもない
さらにちっぽけな俺の殻
ここから出してくれ マトリョーシカ

理論武装重ね着して
やわな防衛本能さらして
冷めた君の目には
俺の何が見える?

ギラつく言葉のナイフ刺せよ

いっそ剥がしてくれよ
へらへら笑った俺の殻
本性暴いてくれよ
君にいま声が聞こえるなら

光さえ届かない 心の奥の奥には
いくら壊しても壊れない 俺がいる

ぶん殴って ぶっ壊してくれよ
破って 裂いて 引っ剥がしてくれよ
ありったけ着込んだ鎧を

いっそ壊してくれよ
哀れな俺のマトリョーシカ
本性暴いてくれよ
君にいま声が届いているなら

逃げも隠れもしないから
ここから出してくれ マトリョーシカ


10.サドンデスゲーム

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

突然終わりの通告で 鳴り止まない深夜の非常ベル
舞う狼煙 roll & roll
馴れ合い 張り合い 奪い合い まだ弾けちまうにはもったいない
舞え狼煙 more & more

焦れったい さっさと極めて
あのコーナーが狙い目
ストレートで飛ばして Non Braking

脳から神経へ 脳から神経へ
静寂を繋いで 噴かすCRAZY

ガリ勉キメてる場合じゃない 今負けたら最後さサドンデスゲーム
後悔はもう 流行ってないぜ
一二の三四でアバンチュール ほらここまで来やがれカモンベイベー
振り切るのさ 暗い影

眠らぬ街から伽藍堂まで吹き荒れる不協和なマフラー音
麗しのレインボウロード
嫌な馴れ合い 張り合い 奪い合い いっそこのまま崩れてしまいたい
押せナイトロ more & more

焦れったい さっさと極めて
どのコーナーも狙い目
ヴォルケーノで飛ばして No Breaking

脳から神経へ 脳から神経へ
ローからギアをトップへ 噴かすCRAZY

足踏みキメてる場合じゃない 今負けたら終わりさサドンデスゲーム
お前以外はもう ここにいないぜ
一二の三四で変貌する ほら怪我しちまうからBack off lady
もぎ取るのさ 百万点

急いで 脳から神経へ
静寂を繋いで 最後に噴かすCRAZY

ガリ勉キメてる場合じゃない 今負けられないのさBack off lady
後悔はもう 流行ってないぜ
一二の三四でアバンチュール ほらここまで来やがれカモンベイベー
振り切るのさ 暗い影
明日とか待ってる暇はない 今負けたら最後さサドンデスゲーム
お前以外はもう ここにいないぜ
一二の三四で警告する いつも死ぬ気でいやがれ 発狂ベイベー
死んでもまた 再起動です


11.Passenger

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

小さな鞄 抱え込んで 今日も歩く
後に残るのは 嗚呼 夢の跡か 涙の海か

君を探して 道に迷って
どこにいるのかもわからなくたって
命の限り 声を枯らして
孤独を歌う僕はPassenger

わけもなく今は 叫んでるだけ
少しでも遠くへ 伝わればいいなんてね

心の奥は深い森で 彷徨う魂
言葉にするほど 嗚呼 遠く遠く離れる

手を取り合って 抱きしめあって
確かさばかり求めるけど
冷めた炎が 胸を焦がして
情けないほど永遠を祈ってた

不安でしようがないんだ かたちないもの
掴んでも 掴んでも 逃げていくようで

明日僕が消えたとして
君は泣くだろうか? 僕を想うだろうか?
さあ響け 声よ 高らかに
この歌声が 君に届くまで

もしも願いが叶わなくたって構わない
この旅路の終わりに 君が笑っていてくれさえすれば

小さな鞄 抱え込んで 今日も歩く
遠くに朝焼け 嗚呼 夢だろうが幻だろうが

息を切らして 踵減らして
どこにいるのかもわからなくたって
命の限りに 声を枯らして
君を求めて歌うだけさ

喜び 悲しみ 全て変えるよメロディに
君を想った日々 刻み込むように
ありがとうも ごめんねも 呆れるほど歌にするよ
命果てるまで 僕はPassenger